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ケガについて

接触プレーのあるサッカーにケガはつき物です。

また成長期にある小学生は、よくかかとが痛くなったりします。かかとの痛みがあるときには無理せずにおとなしくしていればそのうち痛まなくなってくることが多いようです。







成長期のことは別として、プレー中のケガで多いのは打撲や捻挫です。
捻挫でもサッカーで多いのは足首の捻挫です。捻挫と一言で言ってもじん帯が伸びる軽いものから、部分的にじん帯が断裂する重いものまでいろいろあります。重い捻挫は翌日ぐらいに赤紫の血が溜まりますのできちんと病院へ行ったほうが良いです。

捻挫については自分も学生の時にはいつも悩まされており、きちんとテーピングするために当時読売クラブ(現ヴェルディ)のトレーナーに足首のテーピングを習いに行きました。だから、試合のときには出場したいという子にはテーピングをしてあげられるのですが、本当はテーピングせずに休むのが一番なんです。

打撲や捻挫をしたときに、早く直すためにやっておくことがあります。
昔はICEと覚えていました。ポイントは内出血を最小限に抑えることです。
まずIはIceで氷でなるべくすぐに冷やす。氷がなければ水でも構わないのですが、とにかくすぐ冷やして腫らさない。
CはCompressionで圧迫します。これも腫らさないためです。バンテージや包帯できつめに縛ったりしますが、血はちゃんと通うようにたまに緩めたりする必要があります。
EはElevationでケガしたところを心臓より高く上げて血がいかないようにして腫らさないようにします。
今はICEではなくRest・・・休息のRをつけてRICEと言うようです。


上記は応急手当であり、特に膝や股関節などは病院へ行くべきでしょう。膝はきちんと治療しないと長引きます。

病院(整形外科)もできれば実際にかかった人に評判を聞いて行ったほうがいいでしょう。
自分も学生時代にアキレス腱が痛くなり、有名だったJ医科大学のスポーツ整形に行ったあげくに直っていると言われたのですが、やはり走れなかったので病院を変えた経験があります。
ちなみに、当方アキレス腱の手術したあとに医者の言うことを聞かずにリーグ戦に出てまた切ったという経歴を持っています。ものすごく怒られました(あたりまえ)。

最近では試合中にファールされたときに肩から落ちて肩と鎖骨を結ぶじん帯を切りました(肩鎖関節脱臼というらしい)。肩に釘を2本入れて5日間入院しました・・・が、ちょっと無茶をして手を動かしていたらその釘が折れて今も鎖骨に刺さったままです。先日、人間ドッグのレントゲンに写っていてなんですかと聞かれました。懲りてないんです。

良い子は絶対マネをしないように。
by nagasaki_phoenix | 2007-10-23 23:02 | 思ったこと


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